AMD Ryzen9 3900X 搭載 メインパソコン

2020年1月9日

AMD Ryzen9 3900X 搭載 メインパソコン

これまで、Intel Core i7 2600k(Sandy Bridge)Windows7をメインPCとして8年以上使ってきたけど、win7のサポートが終わるということで、Windows10 AMD Ryzen9 3900X 搭載のBTOパソコンをメインPCとした。

3900X NEW メインPCのパーツ構成

旧メインPC i7 2600k(Sandy Bridge)Windows7は、8年以上前の自作パソコン。新しいメインPC Ryzen9 3900X Windows10は、アーク のBTOパソコンをカスタマイズしている。3950X登場まで3900Xの品薄状態が続いており、どうしても欲しかった3900Xの設定があったBTOパソコンにした。

CPU – AMD Ryzen9 3900X

AMD Ryzen9 3900X
  • 第3世代AMD Ryzen プロセッサー
  • 高性能アーキテクチャーの水準をさらに向上
  • 演算効率を念頭に置いた設計
  • 次世代アプリケーションを視野に置く性能と効率
  • エリート・ゲーム性能&ワークステーション・クラスのコンテンツ制作 世界最先端のデスクトップ・プロセッサー
  • ソケット形状 : Socket AM4

Windows7のサポート終了はただの理由づけで、本当はこのCPUを使いたくてメインPCを替えたようなもの。3950Xが登場する2019年11月末ごろまでは品薄、在庫切れが続き価格も高騰してた。2020年1月現在では各ショップ在庫も豊富になって価格もこなれてきて6万円台で買えるようになっている模様。

CPUクーラー – Corsair H100i PRO RGB

CPUクーラー - Corsair H100i PRO RGB
  • 240mmサイズの水冷ラジエータを搭載
  • ポンプヘッドにRGB LEDを搭載
  • 磁気ベアリングの静音ファンを採用
  • 統合管理ソフトウェア「iCUE」に対応

3900X BOXは空冷リテールクーラーが付属しており、リテールクーラーでも冷却は追いつくようだが、Corsairの簡易水冷を使っている。旧 i7 2600k メインPCでもCorsairの簡易水冷を使っていたが8年以上トラブルはなかった。

マザーボード – ASUS TUF GAMING X570-PLUS

ASUS TUF GAMING X570-PLUS
  • AMD AM4 Socket AMD Ryzen 2nd Generation/3rd Gen AMD Ryzen/2nd and 1st Gen AMD Ryzen with Radeon Vega Graphics Processors
  • スロット数4(最大128GB)4 x DIMM, Max. 128GB, DDR4 MHz Un-buffered Memory
  • 1 x PCIe 4.0 x16 (max at x4 mode) 、3 x PCIe 4.0 x1
  • 8 x SATA 6Gb/s port(s)
  • 5 x USB 3.2 、4 x USB 2.0

全体的に価格が高めとされているAMD X570チップセットマザーボードの中で、比較的安価でありながら基本性能が高いマザーボード。X470マザーボードもBIOSアップデートで第三世代Ryzenに対応するので安価で済むのだが、やはりPCIe4.0を使って見たかったのでX570のこのマザーにした。

グラフィックカード – GeForce GTX 1660 SUPER 6GB ASUS TUF GAMING

グラフィックカード - GeForce GTX 1660 SUPER 6GB ASUS TUF GAMING
  • グラフィックスコア:GeForce GTX 1660 SUPER
  • Engine Clock -OC Mode : 1860Mhz(Boost Clock)
  • Engine Clock – Gaming Mode:1830MHz(Boost frequency) / 1530MHz( Base frequency)
  • メモリスピード :14002 MHz / メモリインターフェース:192-bit
  • ビデオメモリ:GDDR6 6GB
  • 搭載ポート:HDMI 2.0b×1、DisplayPort 1.4×1, DVI-D x1
  • 最大解像度:7680×4320 / 最大同時画面出力数:3 / 専有スロット:2.7slot
  • 電源コネクタ : 8pin x1 / サイズ :264 x 130 x 55 mm / 推奨電源容量:450W

正直ゲームは全くしないので何十万もするグラボには全く興味はない。ただ動画編集をするのでそこそこのグラボということで、マザーと合わせてTUF GAMINGにしてみた。私にすれば十分なグラフィックカード。

M.2NVMe (OSインストール)- CFD PG3VNFシリーズ SSD 1TB (PCIEx Gen4 x4)

M.2NVMe (OSインストール)- CFD PG3VNFシリーズ SSD 1TB
  • M.2 type2280(22×80) PCIe
  • PCI-Express (4.0) X4 NVMe (NVM Express) NVMe 1.3
  • シーケンシャルリード:最大 5000MB/sec
  • ランダムリード:最大 600000IOPS
  • シーケンシャルライト:最大 4400MB/sec
  • ランダムライト:最大 500000IOPS
  • 3D TLC NAND BiCS4 96層 28nm

X570チップセットマザーにした理由はこれ。PCIEx Gen4を使いたかったから。体感的にはなかなか感じられないが、OS立ち上げに20秒を切るくらい。パーティションを240GBで切ってそこにOSインストールしている。

追加ストレージとして、Samsung PM981シリーズ SSD M.2 NVMe 512GB (PCIEx Gen3 x4)がBTO標準でついており、SanDisk Ultra 3D SSDシリーズ SSD 2.5インチ 1TBをストレージ追加している。

メモリ – G.Skill F4-3600C18Q-64GVK

G.Skill F4-3600C18Q-64GVK (DDR4-3600 CL18 16GB×4)
  • DDR4 3600MHz 16GB CL18-22-22 4枚組 64GBキット
  • SPD: DDR4-2133 CL15-15-15-36 1.2Volt
  • XMP2.0: DDR4-3600 CL18-22-22-42 1.35Volt

BTOカスタマイズでは気に入ったメモリーがなかったので、Ripjaws5 G.Skill F4-3600C18Q-64GVKに差し替えた。用途がゲームメインなら16GBで十分だが、動画編集がメインなので64GB積んでみた。

メモリーメーカーのG.Skill F4-3600C18Q-64GVKのQVLで動作確認済みのマザーボードにTUF GAMING X570-PLUSがあったのでこのメモリーにした。4枚差しでも、XMP2.0:DDR4-3600 CL18-22-22-42 1.35Voltで動作している。

G.Skill F4-3600C18Q-64GVKのQVL

AMD CPUはメモリーの性能でパフォーマンスに影響が出ることがあるそうで、第三世代 RYZENではDDR4 3600MHz CL16あたりがスイートスポットのようだ。第三世代 RYZEN向けにチューニングされている Trident Z NEOが人気のようだ。

ケース – Fractal Design Define R6 TG Black

Fractal Design Define R6 TG Black
  • 強化ガラスを採用したサイドパネルを搭載
  • ケース各所に高密度の防音素材を搭載
  • 密閉性を高めることができるModuVentデザイン
  • 取り外し可能なドライブプレートによる柔軟な内部レイアウトを実現
  • 高い耐久性と低騒音を実現した140mmファンを3基搭載
  • 最大440mmまでの拡張カード搭載スペースを確保
  • デュアルマウントシステムにより左右どちらからでも開閉できるフロントパネル
  • USB 3.1 Gen.2 Type-Cポート、PWM対応ファンハブ装備

とにかく静かなケース。簡易水冷ということもあるが、前のメインPCが結構うるさかったので余計に静かに感じる。防音材が各パネルに貼ってある。そのためかわからないが、強化ガラスということもあって重量が結構ある。

電源 – Corsair RM750

Corsair RM750
  • 日本正規代理店品 保証10年
  • 容量750W
  • 80PLUS GOLD認定取得
  • 奥行き160mmのコンパクト設計を採用
  • 着脱可能なフルモジュラー式ケーブルを採用
  • 負荷に応じてファン回転数を止める「Zero RPM Fan Mode」機能対応
  • +12V シングルレーン設計
  • 信頼性の高い105℃コンデンサを搭載

これまで自作でパソコンを3台組み立てているが、電源はすべてCorsair。いずれもまだまだ現役で旧メインPCも9年近く経過しているが電源はまだまだ元気、10年保証を使うことはなさそう。

新しいメインPCを10年間使えるかどうかわからないが、NEWマシーンということで新しく電源を購入した。ただ、容量を850Wの方にすればよかったと後悔している。電源はある程度の余裕が欲しいかなと。

LANカード – Aquantia Aqtion 10G Pro Nic

Aquantia Aqtion 10G Pro Nic
  • 10ギガビットイーサネットネットワークアダプタ
  • マルチギガ接続:10G、5G、2.5G、1Gおよび100Mbps
  • PCI Express 3.0 x4、RJ-45コネクタ、フルハイトとロープロファイルブラケット

マザーボードには1GのLANポートがあるが、ネット回線がeo光10Gなので10GBASE-T LANカードを探していたところ、amazonで8000円台でこの10GLANカードを発見、あちら産なのでどうかなと思いながら購入した。現在見たら3万円以上の値がついてる。

Ryzen 3900X 使いきれない 使いこなせない

念願の3900Xパソコンだが私には完全にオーバースペック。2か月あまり使用してきたが使えてないし、使いきれてない。9年近く前のi7 2600kから乗り換えて本当に浦島太郎状態でございます。

これならAMDがIntelを超えたのも納得できる。(まあIntelはCPU以外の分野でもすごいけど)安くて性能が上なら乗り換えるわな。後は信頼性とか耐久性とかが気になるかな。

これから3900Xのベンチとかとってみて遊んでみようと思う。それにしても2600Kの4倍のコア数で、クロックも上で6万円台てどんだけ頑張るのAMDさん。

AMD Ryzen9 3900X メインPC